バイナリー発電向け発電機、工場に拡販

梶原鉄工所(兵庫県姫路市、梶原敏樹社長)は、バイナリー発電向け発電機を工場向けに拡販する。
脱炭素化の動きから排熱回収はマーケットが広がると判断。特に冷却水や排気熱が出る工場での発電需要を取り込む考え。

低沸点の媒体を使用するオーガニックランキンサイクル式(ORC)発電機メーカーであるイタリアのズッカート エネルジア(ヴェローナ市)の製品を拡販する。同社のORC発電機は、水より沸点の低い有機媒体を使用。温水をORCの熱交換器に導入して有機流体を気化させ、タービンを回し、回転力を発電機に伝える。発電出力30キロ~550キロワットと幅広く品ぞろえしている。

梶原鉄工所は鉄鋼業界向けの大型集塵機や、タンカーなどの外航船のエンジンに使用される重油の流動性を上げるためのヒーターなどを製造。ORC発電機を、これら既存顧客に提案し受注を目指す。
一方、すでに温泉地の地熱発電向けなどで数件の引き合いがあり、年内の受注獲得を見込んでいる。ORC発電は国内では温泉地などの地熱発電向けに多く使用されているという。

(2021年9月6日 日刊工業新聞に掲載)

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