伊製バイナリー発電機を発売

廃熱回収などの効率改善に活用

環境プラントの設計・施工などを行う梶原鉄工所(兵庫県姫路市、梶原敏樹社長、TEL079-235-6151)は、イタリアのZuccato Energia社製のバイナリー発電機の販売を開始した。蒸気源を必要とせず、温水・過熱水で発電できるため、廃熱回収やバイオマス発電による効率改善などに活用を見込む。今後、積極的に販路の拡大を進めていく。

同社は4月、Zuccato Energia社が設計・製造するORCモジュールに関する国内市場への輸入・販売と据え付け他、サービス業務の取り扱いについて合意した。Zuccato Energia社は、イタリア・ヴェローナに本拠を置き、再生可能エネルギー分野で活躍。低温の熱から効率的に発電するORCシステムの設計・製造を主に手掛け、欧州や米国、アフリカ、アジア等で数多くの設置実績を持つ。今回取り扱いを始めたラインアップには、工場の廃熱回収や地熱利用などの低温度(85度C以上)に適した「ULHシリーズ」(出力レンジ30〜300キロワット)と、燃焼ボイラーなどの中温度(165度C)に適した「LTシリーズ」(出力レンジ75〜550キロワット)がある。熱供給が定格を下回る低負荷でも対応可能だ。

「ZE-50-ULH」の製品仕様は -熱エネルギー入力量550キロワット -電力出力50キロワット -サイズは長さ4×奥行き1.3×幅2.5メートル -重さは4.5トン となっている。運転温度は、60〜165度Cまで対応する。
担当者は、「コロナ禍で延期していたが満を持して販売する。環境保護先進地域であるヨーロッパの製品で、国内のESG重視経営に取り組んでいる企業に満足してもらえる商品だ。有力事業に育てていきたい」と意気込んでいる。

(2020年11月2日 循環経済新聞に掲載)

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